どんなともだちできるかな
斉藤 栄美,土田 義晴
あらすじ
「きょうから あずさは、あおぞらえんの りすぐみです。
りすぐみは、あおぞらえんの なかでは、いちばんの おねえさん おにいさんぐみです。
ところが、あずさには、ともだちが、ひとりもいません。あずさのかぞくは、ひっこしをして、このまちへ やってきたばかりなのです。」
今日、あずさは、入園します。あずさは、ママと離れて ひとりぼっちに なりました。
ちゃんと お友達が できるのかな・・・・・
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昨日は長女の二度目の入園式でした
元気に、しっかりと年長さんらしい落ち着きも見せていた長女。
幼稚園が変わったとはいえ集団生活は経験済みなので
すぐに溶け込んでいけるだろうと
入園式の様子を見ながら安心していましたが
入園式をそつなくこなしていたはずの長女が、その夜から妙にソワソワ。
「明日からは幼稚園バスに乗って行くんだよね?
ママいないんだよね?ちゃんと乗っていけるかな?
何だかとっても落ち着かないの〜
!!!」
今までの通園は自宅から徒歩圏内の幼稚園に
毎日私が送り迎えしていたので
新しい幼稚園へは自宅前で私と離れて
30分近くかけて幼稚園バスに乗っていく通園に不安そうです。
(そうなのよ〜、ママもそれが心配で心配で。
それにあなたは車酔いする体質でしょ〜。
それから途中でトイレに行きたくなったらどうするんだろうね〜)
と娘以上に不安で過保護な親バカを押さえ込み
「大丈夫!大丈夫!お友達と一緒だからきっと楽しいよ
今日何して遊ぶ?とか相談しながら
他のお友達の家の前を通っていったらすぐ着くよ」と励ましてみます。
「でも、新しいお友達の名前、覚えてないの…
先生の名前は…何だっけ…
」
一年前初めて幼稚園に通う事になった時には見られなかった
『物事を分かっているからこその不安』がそこにありました。
全くの無から良く分からずに放り込まれた時より
一度出来上がったはずの自分の世界が一変する時の方が
不安で、余計な考えがついつい頭をよぎるのは大人も同じ。
きっと、とってもドキドキしているんでしょう。
「名前が分からないのは相手も同じだよ。
先生だってみんなの名前をまだ覚えていなくて間違えちゃうかも。
それでいいんだよ。
あなたは最初の幼稚園の時、先生のことも分からずに
「幼稚園におばさんがいたよ〜」ってママに教えてくれたんだよ(笑)。
そんなに何も分からなかったけれど
毎日通っているうちに幼稚園が楽しくて大好きになったでしょ。
新しい幼稚園もすぐに楽しくて好きになるよ。
きっとドキドキするのは皆同じ。
昨日の入園式で泣いちゃったお友達がいたでしょ?
その子はあなたよりもっとドキドキしてるはず。
でも頑張って来ると思うよ。
明日その子が来たかどうか、ママに教えてね」
最後は何だか自分に言い聞かせるように長女を励ましました。
その話を「うん、うん」と聞いて
特に緊張して寝付かれないという事もなく済んだ長女ですが
今朝バスに乗り込む時は猛烈に緊張していた様子でした(苦笑)。
先生や運転手さんに朝の挨拶をする余裕もなく
カチンコチンにかたまってバスに座り
発車と同時に振り返って手を振る姿に
ずっと「だいじょ〜ぶ
だいじょ〜ぶ
すべてだいじょ〜ぶ」と
努めて不安をあおらないような態度で励ましてきた私も
急に我慢していたドキドキが溢れかえったようになり
何とも心細い気持ちになりました
「娘が不安そうなので私も乗っていきま〜す
」と
追いかけそうになる気持ちは抑えましたが
初めてのバス通園が無事に済むのか
長女がどういう気持ちでいるのか
長女が自宅を出発してからまだ2時間しか経っていないのに
もう気になって気になって仕方なく
何をやっても何となく落ち着かないので
このブログに気持ちを打ち込む私なのでした…
お知らせ
長女は自転車に乗れるようになりました!
でも乗れるようになってみると
停まるのが下手だということが分かりました。
面白いくらいブレーキのタイミングが遅いのです(爆)。
故に私の車や、車庫や、次女に突っ込んでいきます。
我が家の周りの道路脇は側溝があるので
そこに落ちる前には何とかしようと思っています(笑)。